不動産運用学研究室 | Real Estate Management Research Lab

投資運用資産に関する学術的アプローチ

本研究室では不動産を「投資運用資産」として扱います。不動産には様々な側面があり、「良い不動産」の定義も見る角度によって異なります。建築士にとっての良い不動産とは「美しく快適な建物」といえます。法律家にとっての良い不動産とは「権利関係が整理された物権」といえます。都市計画家にとっての良い不動産とは「調和のとれた持続可能な都市」といえます。経済学者にとっての良い不動産とは「利用者の便益を最大化する財」といえます。本研究室にとっての良い不動産とは「安定的に運用できる投資資産」です。

「投資=お金儲け」と思われがちです。一方ではこの「投資」は、高齢者にとっての年金運用、そして若年者にとっての資産形成を意味します。これらは人々の生活に安寧をもたらす極めて重要なものです。そこで本研究室では「いかに多く利益を生み出すのか」ではなく、「いかに資産を安定的に運用するのか」もしくは「いかに内在するリスクを明確化させ管理するのか」に主眼を置いています。

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